悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される8話 ネタバレ・感想
悪役令嬢は隣国の王太子に溺愛される8話 ネタバレ・感想
ぷにちゃん:原作、ほしな:漫画、成瀬あけの:キャラクターデザインのファンタジーコミックです。
7話までのあらすじ
主人公のティアラローズはラピスラズリ王国のラピスの称号をもつ侯爵令嬢。ある日、前世の記憶がよみがえり、自分が前世でプレイしていた乙女ゲームの悪役令嬢に転生していることに気づく。卒業パーティーで婚約者のハルトナイツに婚約破棄されたティアラローズ。しかし、その場で隣国(マリンフォレスト)の王太子、アクアスティードに求婚され、すこしずつ二人の距離は近づいていく。求婚を承諾して初めてアクアスティードに面会に来たティアラローズだが、城の中でハルツナイトに出会う。
それでは8話のネタバレです♪
↓ ↓ ↓
「ティアラ
なぜここに...?」
驚くハルツナイトは置いておいて、場面は数時間前に遡ります。
自室でティアラローズが婚約を受領したことを伝える書面を見たアクアスティード。
すぐにでも会いたい気持ちになり立ち上がったところに、ドアをノックして入って来たのは、ティアラの父だった。
ティアラが本日アクアスティードに会いに登城を希望している旨を伝える父。
「もちろん」と喜ぶアクアスティード。
「こちらの準備は すべて整っていますから。
何も心配はいりません」
断言するアクアスティードに笑顔で退室する父。
「ここまで手配しているとは、正直思っていなかった」
アクアスティードの準備や根回しの速さに関心する父...
「そこまでに娘のことを愛して下さっている。
あんなにも愛らしいティアラだ。当然だな。」
親バカ思考前回で機嫌よく廊下を歩いていくのだった。
残っていた書類を終わらせて面会の場所に到着したアクアスティードですが、ティアラたちの姿はまだありません。時刻を確認しながら、ティアラ一行を心配します。
面会場所はキレイな薔薇が咲き誇る薔薇園のよう。
「剣の腕も魔法の腕も一流のエリオット」を案内につけているのだから何かあったわけではないだろうと考えるアクアスティード。
「まさか、ハルトナイツ王子に出会った?」
やっぱりエリオットは優秀な選りすぐりの側近のようですね。とても優しくて物腰柔らかな雰囲気ですけど。
はい、アクアスティードさんの予想通り、ティアラさんはハルトナイツ王子に出会いましたよ~。どうしますか笑
場面はハルトナイツ王子とティアラ一行に戻ります。
話かけるハルトナイツとティアラローズの間にさっと身体をだして主人を守るフィリーネ。
「・・・いや
アクアスティード王子に会いにきたのか」
会釈するエリオットにさすがに気づいたハルトナイツ。
ん?ハルトナイツはティアラが自分に会いに来たとでも思ったのかね。
「なるほど」と拳に力が入るハルトナイツ。まだ消化不全のようですね。
思ったほど険悪な雰囲気にならなかったのか、不思議に思ったフィリーネは少し下がります。すると、
「ティアラ、
卒業パーティでは、すまなかった・・・!」
バッと頭を下げるハルトナイツ。
これはいいんですかね。一国の王子がそう簡単に。一同が驚いていますよ。
そんな後悔するなら止めとけばよかったのに。
卒業パーティでのどや顔は自信満々でしたけどね...遠い目
うーん。バカなの?バカなのね?という当時のティアラのつぶやきが私の頭の中にこだましていますよ。
「ハルトナイツ殿下、
お顔をあげてくださいませ!わたくしは気にしていませんから。
王族が簡単に頭を下げてはいけません」
「・・・ティアラには、いつもいろいろと注意されたな」
ティアラさん、気にしてないということはないと思うけど、今はアクアスティードと順調ですもんね笑。
忠告を素直に受け入れているハルトナイツにホッと安堵するティアラローズ。
ハルトナイツ...後の王となるには、ティアラのようなしっかりした妻が必須だったろうに。まあ、もう後継者ではないですが。
そして、ハルトナイツが自分で考えてしっかり立ち直ってくれたことを嬉しく思っているティアラローズも恨んだりしなくて優しい子だな。
と、ティアラが今もハルトナイツのことを思って忠告してくれることに気分をよくしたのか、謝罪できたことに安心したのか...ハルトナイツが甘い顔⁉でティアラの頭に手を伸ばしてきました。ちょっと調子にのってる???
その様子に嫌悪感を感じたティアラは全拒否。
すると、ハルトナイツの手を払ってアクアスティード王子が登場!!
「ハルトナイツ王子
---私の大切な婚約者に何をしようとしているの?」
登場のタイミングを外しませんね。ちょっと出来すぎな気もしますが。もともと乙女ゲームの世界ですしね。
凄んだ顔もなかなかの迫力です。
「大丈夫?遅くなってごめんねティアラ。迎えにきたよ。」
一転して抱きしめたティアラに笑顔を向け、髪や額にキスを落とすアクアスティード。いやいや、ハルトナイツが見てるからさ、そんな甘々しなくても。あ、わざと?
---あれだけ酷いことをしたのに。
今更ティアラに未練がましくすがろうというのか?
アクアさまのハルトナイツを見る目は相変わらず鋭い。自分の婚約者に触れるなと注意を促し踵を返して去るアクアスティード一行。
項垂れて去るハルトナイツに親指を立てるフィリーネだった。
薔薇園ではお茶の準備が整っており、美味しそうなイチゴのてんこ盛りのケーキも。
イチゴはマリンフォレストの特産らしい。
大喜びのティアラローズ。前世の記憶を駆使しての他のお菓子の作成の野望もあるようです。
空気が和らいだところで、それぞれの侍従?の紹介を。
エリオットは貴族ではないけど、戦闘面も政治面もこなし、長くアクアスティードの元で仕えていると。
フィリーネは幼い頃からティアラローズに仕え、ティアラにとっては姉のような存在だそうです。
フィリーネにマリンフォレストに付いてきてほしいのが本音ですが、年頃のフィリーネを自分の都合で連れて行くのは気が引けるティアラローズ...
その思いをすぐさま察知したフィリーネは
「ずっとお仕えさせていただきます」
とどや顔?どうやら快くマリンフォレストにお供してくれるようです。
いつもそばにいて励ましてくれたフィリーネはティアラにとってかけがえのない存在ですね。アクアスティードもそのことを感じたようです。
マリンフォレストに向かう際の諸注意をエリオットとフィリーネが話している間に、アクアスティードはティアラローズを誘います。
「四人で話すのもいいけど
ティアラと二人で話す時間をもらってもいい?」
これは甘々路線ですね笑
婚約承諾へのお礼とともに両手でティアラの顔を包みながら、もう一度直接言いたいことがあるとのこと。
「ティアラローズ・ラピス・クラメンティール嬢。
心より愛しています。
私 アクアスティード・マリンフォレストの妃となっていただけませんか?」
「…はい、よろしくお願いいたします。
アクアスティード・マリンフォレスト殿下。」
ちゃんとしたプロポーズがしたかったのですね。
嬉しさのあまりティアラを抱きしめるアクアスティード。
何回もいろんな場所にキスを落とし、ティアラローズは骨抜き状態ですね笑
見てるこっちがやや恥ずかしいところで、突然、城中がまばゆい光に包まれます。
さっと護衛が二人の前に進み出ます。
何が起こったのかわからず混乱状態??
魔法のようですが、敵の出現なのか?
そこでアクアスティードの腕の中でティアラローズが思ったのは
「ーーーこれってまさか、ヒロインが使う魔法”聖なる祈り”じゃ⁉」
8話はここまでになります。
うーん、ハルトナイツ殿下は反省するのはいいですが、もうティアラにかまわない方がよいのでは?というか、アカリはどうなった、アカリは。ここは愚直にアカリを思い続けてほしいような気もする笑
アクアスティードの方は今のところティアラ一筋のようですね。最初はあまり表情見えなくて裏で何か考えているのでは、なんて思ってしまいましたが純粋なようです(アクアさますいません)。
そして、最後に出てきた”聖なる祈り”。
ちょいちょい乙女ゲームだということを思い出させてくれますね。”聖なる祈り”とは一体なんなのか。なにやら重要なイベントのようですね。次回が気になります。
それではまた次回をお楽しみに。